私の両親はいつも忙しく家にいないことが多かったので、おばあちゃんっ子でした。幼い頃からあまり親から何かを強制されたり、勧められることがなく、自分で何事も判断しなさいと言われて育ちました。私自身、何かに縛られるのが嫌いで、スポーツクラブに所属したり、特定の習い事をしたりすることもありませんでした。ただ、人と話すことが好きだったので、友達も多くいて退屈することはなかったです。

何か特別な趣味などはなかったですが、本を読むのは好きで今も欠かさず続けています。仕事で迷った時には「七つの習慣」という本を読んで原動力にしています。

若い頃にお金を貸して返ってこなかったことがあります。その人を信用していたので貸したのですが、結果自分の会社の資金繰りが悪化する事態となりました。
また、建設リース事業で約半年間ゼネコンから売り上げが入ってこず苦しんでいた時、どうにか銀行の融資を受けられないかと相談に行ったのですが、ゼネコンから振り出されていた手形を見せて投げ捨てられたことがありました。この出来事はとても衝撃的でした。それから時が流れて、今から7～8年程前に同じ銀行の窓口に勤めていた別の方に偶然お会いする機会があり、私の顔を見て「あの時はすみませんでした」と謝ってくれたのです。本人ではないのにあの出来事を覚えてくれていたこと、そして頭を下げて謝ってくれたことに思わず目頭が熱くなりました。

「コミュニケーション能力」「ポジティブ思考」「自己成長欲・吸収力」が私の強みです。
食わず嫌いをせずに誰とでも関わるようにしています。どんな物事でも前向きに捉えるようにしていて、相手の話の内容を自分自身・自社事業に置き換えた時にどのように落とし込めるか考えています。

結局のところ何をするのも人が全てです。経営者として自分よりも優秀な人材を集めたいと考えているので、ガッツがあり、私にも遠慮なく物申せるくらい優秀な人と積極的に働いていきたいです。